米俳優アーノルド・シュワルツェネッガー(71)が18日、11月に公開される映画「ターミネーター」シリーズ最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」を引っ提げてカリフォルニア州サンディエゴで開催されたコミックの祭典「コミコン・インターナショナル」に登場した。

1984年に公開された「ターミネーター」でアンドロイドT-800を演じてアクションスターとしての地位を築いたシュワルツェネッガーは、「私は『ターミネーター』中毒だから戻ってくる必要があった」とコメント。

イベントには28年ぶりにプロデューサー復帰した1作目と「ターミネーター2」(91年)でメガホンを取ったジェームズ・キャメロン監督が、「アバター」シリーズの撮影現場であるニュージーランドからライブストリーミングで参加し、「アーノルドとリンダ・ハミルトンの復帰をどうしてもかなえたかった。T-800とサラ・コナーが今どうしているのか皆知りたがっている。これまで誰も見たことがない素晴らしいものを描くことができたと思う」と語り、ファンを喜ばせた。

ステージにはコナー役のハミルトン、謎の戦士を演じるマッケンジー・デイビスや新型ターミネーターRevー9役ガブリエル・ルナらキャストとティム・ミラー監督も登壇。「ターミネーター2」でジョン・コナーを演じたエドワード・ファーロングが再登板することもキャメロン監督から発表され、大きな歓声に包まれた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)