田中圭(34)原田知世(51)ダブル主演の日本テレビ系2クール連続ミステリードラマ「あなたの番です-反撃編-」(日曜午後10時30分)で、25日放送の第18話の平均視聴率が、番組最高を2ポイント更新する13・0%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話の平均視聴率は8・3%、第2話は6・5%、第3話は6・4%、第4話は7・1%、第5話は6・5%、第6話は6・3%、第7話は6・4%、第8話は6・7%、第9話が8・0%、第10話が7・9%、第11話は9・2%、第12話も9・2%、第13話は10・9%、第14話は9・5%、第15話は10・2%、第16話は10・2%、第17話は11・0%で、最高視聴率だった前話を2ポイント上回った。SNSで犯人捜しの“考察”が盛り上がっていることに加え、約1時間半前まで「24時間テレビ」が放送されていた影響もありそうだ。

第11話から「反撃編」として、2クール放送の第2章がスタート。原田演じる菜奈までもが毒殺され、田中が演じる翔太がマンションで起こった交換殺人ゲームの全貌を解き明かし、連続殺人鬼に迫っていく。202号室の黒島沙和(西野七瀬)や、304号室に新たに引っ越してきた大学院生・二階堂忍(横浜流星)と協力しながら、犯人を追い詰めていく。田中哲司も新キャストとして加わった。

第17話で、田宮(生瀬勝久)を包丁で脅した南(田中哲司)は、14年8月2日に高知県で起きた小3女児・穂香ちゃんの殺害事件の犯人が田宮だと主張。穂香は南の娘だった。だが田宮の妻、君子(長野里美)は、田宮がその日に勤務先の銀行支店にいた証拠を見せる。南は田宮に謝罪。女児は笑ったまま殺され、南は赤池夫婦らが笑ったまま殺されたことを知り、マンションの連続殺人の調査に乗り出したことを明かした。

警察の調査で南が内山(大内田悠平)と会っていたことを知った翔太が問いただすと、南は黒島と内山も調査したことを告白。2人も同じ高知出身だったが、シロだったという。

二階堂の行方が分からない黒島は翔太に相談。そこへ尾野幹葉(奈緒)が二階堂の服を着て出てくる。幹葉の部屋に行くと上半身裸の二階堂がおり、翔太と黒島は連れ戻す。

一方、水城刑事(皆川猿時)は翔太に、菜奈が最後に電話をかけたのが藤井(片桐仁)の病院のナースステーションだったことを明かす。翔太はジムに来ているナースの桜木るり(筧美和子)に聞くが桜木は菜奈との会話を否定する。

二階堂は、内山が死ぬ際に残した動画の背景にあるカーテンが、尾野の部屋と同じであることを突き止め翔太に報告。その際に黒島に会う。尾野との関係を疑う黒島に、二階堂はキスする。

一方、木下あかね(山田真歩)は交際する管理人蓬田蓮太朗(前原滉)とともに、疑いをかけた佐野豪(安藤政信)の住む501号室に侵入。だがそこで見たのは、佐野が友人から預かったワニだった。佐野は食肉加工工場に出入りしていたのは、えさの肉を譲ってもらうためだったと主張する。

記憶が戻った久住(袴田吉彦)は、翔太らの勧めで自首すると宣言。だが、桜木に薬を打たれ、階段から突き落とされる。そのころ、田宮も「人を殺した」と言って、警察に自首していた。一方、翔太と会っていた二階堂のAIは、黒島の犯行の確率を89%と推定。黒島はそのころ、尾野に毒霧のようなものを吹きかけられてしまう、という内容だった。