シンガー・ソングライター大黒摩季(49)が22日、東京・駒沢オリンピック公園でチャリティーイベント「東京グレートサンタラン2019」のライブを行った。

同イベントのスペシャルアンバサダーを務める大黒は、制作したテーマ曲「サンタラン Run♪ Run♪」や「ら・ら・ら」などを披露し、約3500人の参加者を盛り上げた。

ライブ後に取材に応じた大黒は、21日に公式ホームページで発表した一般男性との離婚について言及。「暮れの忙しいときにお騒がせしました。すみませんでした」。続けて「こちらはこちらでもう先に進んでおりますので。今年大みそかでわたし、50になるので」と50とかたどった縁の眼鏡を取り出して笑いを誘った。

このタイミングでの発表について「自分の中ではきちんと、あちらとも全部話しもしているし仲良し。がんばっていこうとしている時にそちら側がそわそわしているので、話が戻っただけ。私は完全に先にいっていたので、一応説明しないと失礼だなと。先に説明しないと誤解を生みそうな内容だったので」と説明した。

元夫から「一緒にいよう」と提案もあったが「あなたの幸せになった方がいいよ」と納得してもらったという。元夫には新しいパートナーとの間に子どもが生まれていることを21日に明かしたが「私の待望の子でもある。(パートナーの方について)あげられなかったものを生んでくれた人なので彼女には大感謝」と感謝の意を示した。

50歳の挑戦に向けて「私もすてきな人紹介して下さい。20歳から70歳までオーケー」と気丈に振る舞った。

ライブに参加したコーラス隊の子どもも含め多くの子どもたちが参加した。「1人の親にはなれなかったけど、今日、日本一子だくさんです、私!」と笑顔で話した。

テーマ曲は「病気のお子さんたちにプレゼントする思い」で提供した。「ラブソングなどではなく、クリスマスは『何でもいいから楽しもう』と。病院のお外に出られない人やお家で療養している方も、その辺にあるがらくたで、みんなで合奏出来るのがあったらいいなって」と曲の意図を説明した。

「サンタラン」は英国をはじめ世界各国で実施されているチャリティーイベントで、東京開催は昨年に続き2度目。サンタクロースの衣装に身を包んだ参加者がラン(約4・3キロ)ウオーク(約2キロ)を行い、参加費の一部で国内外の子どもたちの医療支援を行う。