女優三田佳子(78)が、NHKBSプレミアムのドラマ「すぐ死ぬんだから」(5月31日開始、日曜午後10時)に主演することが26日、同局から発表された。

同作は内館牧子氏(71)原作で、タッグを組むのは意外にも初めて。三田は「ご一緒するのは初めて。とてもうれしいし、楽しみです」。連続ドラマの主演も97年のNHKドラマ「鏡は眠らない」以来、23年ぶりとなる。

人生100年時代の新しい“終活小説”のドラマ化で、三田は、後期高齢者がつい口にしてしまう「すぐ死ぬんだから」という言葉にあらがうように生きながら、老いを受けとめていく主人公を演じる。

「私の年と主人公の年齢は同じ78歳! 運命的なものを感じます。18歳で仕事を始めて今、78歳。60年かあ…。長くやってきました。同じ年を演じるプレッシャーは大きいです」と明かしつつ「こういう出会いはなかなかないので、精いっぱい頑張ってみます。健康に気をつけて、みんなに迷惑かけないように」とコメントした。

三田のほか、小野武彦、松下由樹、小松政夫、余貴美子らが出演する。