米映画「キャプテン・アメリカ」シリーズなどで知られる俳優クリス・エバンズ(39)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されていたハリウッド映画の撮影が徐々に再開されていることを評価した。

3月中旬以降、世界各国で行われていた映画やテレビの撮影は全面ストップしていたが、ロサンゼルスでも7月に入って撮影スタッフの人数制限や、ラブシーンの撮影にマネキンを使うなど以降安全対策を講じた上で一部撮影が再開している。「今の状況はとてもトリッキーだが、ゆっくりとハリウッドが撮影に戻る正しい方向に進んでいると思う。みんなが安全に作業ができるよう撮影が滞っているが、友人の何人かもすでに現場に戻っている」とコメント。

自身も1986年に公開された「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のリメークの撮影が控えていることを明かし、「今はみんながたくさんの企画を抱えている状態なので、撮影は夏頃になるかもしれないが、現場に戻ることを楽しみにしている」と語った。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)