渡辺美優紀(27)が昨年12月に開催した、クリスマスライブを取材した。そこで、渡辺の“気遣い力”に感心させられた。

コロナ禍で、約1年ぶりのライブとなり「本当に昨日とかまで、できるかなって思いもあったので、無事に皆さんに会うことができて、すごい、感謝の気持ちでいっぱいです」と不安の気持ちがあった中、感染対策をばっちりとり、ライブを開催した。

渡辺は「みんなつらくて大変なことがある中で、みんなにとって、ちょっとした楽しい時間だったり、キラキラする時間をお届けしたいなって気持ちを込めました」と話し、持てる力全てファンに届けていた。

ライブはコロナ対策で、客席を1席ずつ空けて開催。ファンは、拍手や、ペンライトを振り、エールを送った。「ファンの方の楽しい笑顔とか、何とかして盛り上げようってしてくださる気持ちがすごい伝わってきて、全然寂しくなかったです」とコロナ禍での公演にも、前向きだった。

そんな渡辺は公演後、報道陣の囲み取材に応じ、疲れを一切感じさせない“神対応”を見せた。1つ1つの質問に笑顔で答え、関西出身ならではのお笑いも忘れない。聞いている報道陣にも、自然と笑みがこぼれていた。そして、囲み取材が終わり、普段なら報道陣がアーティストを見送ることが多い中、渡辺は違った。

「今日は本当にありがとうございました!これ、食べてください!」と、笑顔で1人1人に、自身のグッズでもある、キャンディーをプレゼントしてくれたのだ。その際にも、ただ渡すだけでなく、1人1人に違った言葉をかけており、この“気遣い力”こそが、ずっとアイドル界の第一線にいられる理由なのではと感じた。