「BECK」や「NARUTO-ナルト-疾風伝」などを手がけたアニメ監督でイラストレーターの小林治氏が逝去したことが分かった。57歳だった。

今年1月からツイートが停止していた小林氏のツイッターアカウントが18日、約3カ月ぶりに更新された。「小林治 57歳 昨夜天国へ旅立ちました。2年前から腎臓癌と闘ってきましたが、ここにきて残念ながら力尽き…」と報告した。公式ツイッターアカウントは、「まだまだやりたい事、作りたい作品があったのが心残りです」として、「きっとまた生まれ変わって良い作品を作るぞ!アディオス」と故人へのメッセージをつづっている。

小林監督の訃報について、業界関係者たちが追悼コメントを出しており、アニメ映画「この世界の片隅に」で知られる片渕須直監督は「おさむちゃん。何だよ、どこへ行ってしまったんだよ」と思いを吐露している。