お笑いコンビ「さらば青春の光」の東ブクロ(35)が5日、唐突にSNSを閉鎖した件について、関係者が6日、日刊スポーツの取材に応じ、事務所「株式会社ザ・森東」社長の相方・森田哲矢(39)が「仕事の告知もしないので意味がないから」と東ブクロに提案し、それを受けて閉鎖したと明らかにした。

「デイリー新潮」で2度にわたって報じられた、一般女性2人を妊娠させたトラブル報道を受けての閉鎖ではないという。

東ブクロのツイッターアカウントは、5日午後までは存在したが、夜になると「このアカウントは存在しません」と表示された。インスタグラムも「このページはご利用いただけません。リンクに問題があるか、ページが削除された可能性があります。」と表示された。

実は森田が、2日夜にYouTubeで配信された、お笑いコンビ「ニューヨーク」のチャンネル「ニューヨークのニューラジオ」に生出演し、東ブクロについて話が及んだ際「仕事の告知もしないしやってても意味ないからSNSやめさせよかな」という話題で盛り上がったという。その延長で、森田が5日にカメラを回しながら「全部、今すぐやめよう」と東ブクロに提案し、応じたという。関係者は「変な憶測を呼んでしまい申し訳ありません」と釈明した。

東ブクロは、4月12日に「デイリー新潮」で、18年秋に出会った女性に2度、妊娠させ、弁護士を立てて話し合いを行っているなどと報じられた。それを受け、翌13日に森田が自身のSNSで直筆の文書を発表。「この度は弊社所属タレント、東ブクロの身勝手な行動で世間をお騒がせして本当に申し訳ございません。お相手の女性のプライバシーにも関わる問題なので、詳細なコメントは差し控えますが、現在、東ブクロの方できちんと責任をとるべく、双方弁護士を通じて話し合いをさせていただいております。東ブクロへのお叱りの言葉は真摯に受けとめたいと思いますが、お相手の女性に対するSNSなどでの誹謗中傷は絶対におやめください。何卒よろしくお願い申し上げます」と謝罪していた。

ところが、同26日には同じ「デイリー新潮」で、今度は7年間、交際した別の一般女性にも妊娠、中絶させていたと報じられた。東ブクロのツイッターアカウントは、11日午前1時31分を最後にツイートはなされておらず、1度目の女性トラブルの報道があった12日以降も、そのまま放置されていた。

東ブクロは、13年5月に所属の松竹芸能を退社して早々の同6月、お笑いトリオ「鬼ヶ島」の和田貴志の妻と不倫したと報じられ、和田もスピード離婚に追い込まれるスキャンダルを起こしていた。その件で人気は急落したが、森田と2人で個人事務所「ザ・森東」を立ち上げ、地道に活動を続けた。東ブクロも不倫スキャンダルをネタにし、はい上がってきたと評価されてきた。