森本毅郎アナウンサー(82)が23日、4カ月ぶりにスタジオからのラジオ番組に出演。熱弁を振るうと同時にスタジオの環境の変化に驚いた。

森本アナはTBSラジオ朝のニュース番組「スタンバイ!」(月~金曜午前6時30分)に東京・赤坂のスタジオから生出演。「4カ月ぶりぐらいですかね。今日からスタジオに戻って参りました。泰子さんと今、対面で話しています。久しぶりですね」と感慨深い様子で番組をスタートさせた。

アシスタントの遠藤泰子アナウンサー(78)は「ナマ毅郎を見ています。ずっと画面越しでしたからね」とうれしそうに歓迎した。

森本アナは続けて「なんだか自分だけが借りてきた猫みたい。しばらく来ない間にスタジオ(の雰囲気)も変わって広々としている感じ」。今年1月以降は新型コロナウイルス感染拡大。さらに4月には持病の腰痛が悪化して足を痛めて入院。手術後も回復せず入院中に再手術を受けた経緯がある。

森本氏は「変わったなあといえばスマホアプリです」と経済ニュースを冒頭で紹介。自身の休養期間に、遠藤アナが電子決済システムを使用したり、自分の家の不要なものや見知らぬ誰かの不要なものをアプリやPCで売買できるフリマサービスを熟知していたことにも驚嘆。「泰子さんは時代について行っていますね。スタジオに自分が来ないうちに泰子さんがどんどん進んじゃっている。いや~あおられますね」と時代の変化と相方の遠藤アナのデジタル化に圧倒された。

「スタンバイ」は首都圏で長年聴取率トップをキープしている朝の情報番組。各界で活躍するコメンテーターも日替わりで登場し、政治、経済、スポーツを幅広くカバーする本格的なニュース番組。