ミュージカル「『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs聖ルドルフ・山吹」が5日、日本青年館ホールで開幕した。公演前に公開通し稽古が行われ、出演者らが意気込みを語った。

新たな地区予選と都大会を描く同作を越前リョーマ役の今牧輝琉は「青学としても新たに進む物語です。これまでとは違う、新しい人間関係、ドラマが見られると思います」とあいさつした。

亜久津仁役の益永拓弥も「亜久津は山吹の選手としては協調性のない人物。その過去だったり、なぜリョーマに執着しているのかを注目して欲しい」といい、さらに「リョーマとの試合にはいろいろなドラマがいくつもあるので、個人的に注目してみて欲しい」と明かした。

今牧は最近の猛暑にも触れた上で「申し訳ありませんが、劇場の中はもっと熱いと思います。熱いテニスの試合をお届けして、原作ファンの以外の方にも楽しんでもらえるような作品にしたいです」とアピールした。

同作は東京・日本青年館ホールにて5日~16日。ほか、大阪・メルパルクホール大阪にて22日~31日、福岡・キャナルシティ劇場にて8月11日~13日、さらに東京凱旋(がいせん)公演を天王洲・銀河劇場で8月18~28日に予定している。