多彩な「大阪文化」の魅力を発信する大阪文化芸術創出事業の一環として行われる「歌舞伎特別公演」(9月8~11日、大阪松竹座)の会見が1日、大阪市内であり、大阪府の吉村洋文知事(47)、大阪市の松井一郎市長(58)、歌舞伎俳優中村鴈治郎(63)片岡愛之助(50)中村壱太郎(31)が出席した。

大阪府、大阪市、大阪文化芸術創出事業実行委員会が主催する大阪文化芸術創出事業を9月から府内各地のホールなどで実施し、「歌舞伎特別公演」が事業スタートのトップバッターを飾る。

公演は3部構成。第1部は、夫婦の情愛を描く「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」、「男女道成寺(めおとどうじょうじ)」などが上演される。

吉村知事は「新型コロナウイルスの第7波をなんとか乗り越えて、府民のみなさんを元気にしていく。文化芸術活動は人の心を豊かにする。心身ともに厳しい状況にある中、府市として文化活動を応援し、府民のみなさんに元気になっていただきたい」と話した。

鴈治郎はコロナ禍の中で「歌舞伎、エンタメが必要なのか」と悩んだというが、「人間が生きていく上で必要なんだと信じ、舞台に立たせていただいている」と語った。男女道成寺などに出演する愛之助は「コロナ禍ですが、僕らにできることはお芝居しかない。短い4日間ですが、精いっぱい、がんばらせていただきます」と意気込んだ。