19日放送の女優波瑠(31)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時)の最終回世帯視聴率が20日、6・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と分かった。

初回から7・4%、6・7%、6・7%、6・2%、6・1%、6・3%、6・2%、6・0%、5・8%だった。

個人視聴率は3・9%。

初回から4・1%、3・8%、3・7%、3・5%、3・4%、3・6%、3・4%、3・3%、3・3%だった。

住まいに新たな価値をつくり出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮祥太朗(29)演じるシングルファーザーの福山玄之介が、福山家が経営する「まるふく工務店」の営業職のコンビとなり奮闘する。

最終回は、小梅の「私、まるふく辞めます」という突然の辞職宣言に、玄之介は大きなショックを受ける。一方で、小梅の言葉が本心ではなく、自分たちに何か隠していることに気づくが、決意を固めた小梅に、そんな玄之介の気持ちは届かない。

同じ頃、大手リフォーム会社「グローバルステラDホーム」から立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり、ついに店と土地の売却を考え始める。まるふく工務店社長の蔵之介(遠藤憲一)への恨みと野心を胸に、20年にわたり、水面下で土地開発を進めてきた有川(原田泰造)は、ようやくすべてが思い通りになるとほくそ笑むが、その隣にはなぜか小梅の姿があった。

小梅のあまりに不可解な行動に、急きょ集まった久保寺(金子大地)、竜之介(吉野北人)、ミコト(SUMIRE)の3人は、京子(YOU)からある情報を得て、小梅の真意を知るためのカギとなる人物に接触をはかる。その頃、小梅は有川から送られてきた一通のメールを思い出していた。

大手リフォーム会社でエースとして活躍するも、人間関係でやらかし、町の工務店に転職した小梅。ようやく見つけた自分の居場所を自ら手放し、宿敵の元に戻った理由とは。そんな小梅とバディを組み、営業成績0点から大きく躍進したバツ2シングルファザーの玄之介は「自分の人生は自分でリノベーションするんだよ」と、小梅奪還に向けて動きだした。