今年7月にヘアヌード写真集「歩りえこ1st写真集 スフィア」(撮影・山岸伸)を発売した歩りえこ(40)を”巨乳仕掛け人”こと野田義治サンズ会長(76)がプロデュースすることになった。2人にこれからについて聞いてみた。
野田会長と言えば細川ふみえ、雛形あきこ、山田まりやなどで90年代の「巨乳ブーム」を仕かけ、水着で売り出したタレントに服を着せてプロデュース。今は売れっ子女優になっている小池栄子、MEGUMIらを輩出したことでも知られている。
歩はリエコ・J・パッカーとして”旅ドル”としてデビュー。世界94カ国をバックパッカーとして回った経験を持ち、12年に出版した旅行記「ブラを捨て旅に出よう」はスマッシュヒットになり、20年には女優水原希子主演でHuluで映像化。シングルマザーの旅行作家として、文化人としても活動してきた。
歩「私ね、普通の服って持ってないんで(笑い)。バストが自然に強調されちゃう。普通にシャツを着てても、胸のボタンがはち切れそうな感じで。そうじゃないと、胸からストンと落ちて、マタニティードレスみたいになっちゃうんですよね」
野田「俺は、よく分からないんだけど、太ってるんじゃないのか(笑い)。と言うかね、もっと絞った方がいい。いや絞る必要はないんだけど、なんて言うのかな、太った体形に見えないような洋服を着た方がいい。洋服っていうのは体形に合わせるんじゃなくて、シルエットで着るものだって、俺は教えてもらったことがあるの」
野田会長は、俳優を目指して上京。やがて芸能界入りして、マネジャーを務めるようになる。
野田「初めて付いたのは、歌手の夏木マリさん。『絹の靴下』が大ヒットして、マネジャーの基礎を勉強させてもらった。いしだあゆみさんはファッションが素晴らしくて、ちょうど歌手から女優になって、大女優の道を歩んでました。厳しい方で、怒られもしたけど、いろいろ勉強させていただきました。それで、結婚してリタイアするとおっしゃったから、俺も辞めようと思っていたんです。そうしたら、津川雅彦さんに誘われて、うちの女房(のマネジャー)もやってくれって言われてね。朝丘雪路さんの事務所でマネジメントをやらせてもらいました。朝丘さんは”巨乳”の前の”ボイン”という言葉を大橋巨泉さんに付けられた方なんですけどね。すごいお嬢さま育ちなんですが、まさしく天才でした。基本的には、そういうすごいタレントにいろいろなことを教えてもらった」
芸能界の王道で基本を身に付けてきたことが、後に役に立った。
野田「そういうところで育ったから、自分の手がけるタレントでも、頭の構造というか、考え方が本当にパープリンだと、ちょっとつらいなと思う。あと、親がうるさいなっていうだけでも、嫌になる。事務所に入ったら、すぐに仕事が入ると思ってる方がいるじゃないですか。特に若い子たちは。我々は、そんなに簡単には仕事を取れない。いろいろなところに回って、名前と顔を覚えてもらってと。それなのにお仕事が入ってこないんですがって、俺のところへ来るんだ。そんなもの、簡単には来ないよ。分かっているんだったら、自分でも動かないと。俺たちがあれこれと言ってうざがられるより、自分でいろいろ見て、思ったことを話してくれた方がいいんだよ。コマーシャルのオーディションなんて、俺がついて行ったら、みんな変な顔をしてるからね(笑い)」
歩「私は吉本に8年間いたんですけど、文化人扱いだから、マネジャーさんが現場に来ないことがほとんどでした。それで、自分自身で打ち合わせすることにも結構、慣れてるんです。ただ、会長は、いつでも現場にいらっしゃってくださるので、すごいと思う」
野田「打ち合わせはやっぱりね、下手だと捨てられちゃう子がいるからね。打ち合わせっていうのは、本人がやるわけであって、一応は仕事のことを理解していなくちゃダメ。我々はタレントをアプローチしていくんだけど、YouTubeとかの時代になっても、つらいところがあるな。人気ユーチューバーは出るかもしれないけど、テレビや映画で役に立つ俳優さんがそこから出てくるとは思えない。この何年間か、誰も出てきてないです。名前があって、こういう新聞とかでフォローしてもらって、そういう記事を全部自分でまとめて、何回も繰り返してやっていって、初めて名前が維持される。今はキャスティングとかでも『SNSのフォロワーが何人いますか』なんて聞かれる。昨日、今日デビューしたやつにフォロワーなんて1人もいないかもしれない。ということは、その子がSNSを使って、何もやっていないと思われてしまう」
歩「私は今、インスタグラムのフォロワーが3万人、TikTokが11万人。youtubeが1万人。いろいろ全部含めると18万人になったんです。youtubeを始めた時に、どうしたらいいかなって考えて、毎日アップしようと決めたんです。だから、それくらいしないと認知してもらえない。1回見たファンが、また更新されてるんじゃないかと見てくれる。その繰り返しだったわけですね。あと、ファンの方もそうですけど、そこからまた外に広がるみたいですね。何がどこで引っかかるかわからないから、とにかく初めから継続するということですね」
野田「俺はインスタも見てるけど、広告みたいなものしか出てこないんだよね。本当に自分が携わってる子とか、あとは自分が興味がある子が、どんな動きをしてるのかなぐらいは勉強しとかないといけないからね。自分のところの子たちが、どう動いてるかも、知っておかなきゃいけない。要するに、自分の関係する子たちが、どういう勉強してるとかね。ちゃんと動画を撮ってあるんだったら、送れよっていうね。僕じゃなくて、担当マネジャーには送れよということ」
歩「会長がSNSで『イイネ!』をくれたら、おおーってなりますよ。ぜひ、私のインスタにコメントください(笑い)。だけど、誹謗(ひぼう)中傷だけじゃなく、エッチなメールとかも来ちゃうんですよ。もうすごいですよ、下半身が写ってるやつばっかり送られて来る。だから『このメールは本人じゃなくて、男性マネジャーが読んでます』と書いておくんです」
野田「そういうやつは、いちいち気にして相手にしなければいいだけで、無視してればいいだけ。いちいち警告メールとかを送ると、リアクションがあるんだって絶対なる。まあ正常なやつらばっかりじゃないからな」
(続く)
◆歩(あゆみ)りえこ 1981年(昭56)9月22日、東京生まれ。短大1年時、チアリーディング部の遠征で渡米し、海外初体験。編入した清泉女子大を卒業後、海外1人旅を続ける。25歳でタレント活動を始め、「旅ドル」として雑誌やテレビに出演。10年(平成22)に芸名を「リエコ・J・パッカー」から現在の名前に変えた。12年旅行記「ブラを捨て旅に出よう」(講談社文庫)を出版。今年6月にヘアヌード写真集「歩りえこ1st写真集 スフィア」(撮影・山岸伸)を発売。160センチ。B99(Gカップ)-W64-H99センチ。7歳の女児と5歳の男児のシングルマザー。血液型B。
◆野田義治(のだ・よしはる)1946年(昭21)3月28日、富山県生まれ。65年にダイワ企画入社。夏木マリのマネジャーを務め、その後は渡辺プロでいしだあゆみ、朝丘雪路などをマネジメント。事務所に入り、84年にイエローキャブを設立。堀江しのぶ、かとうれいこ、細川ふみえら数々の巨乳タレントを売り出し、胸にこだわる姿勢を「巨乳バカ一代」と自称。04年にイエローキャブ社長を退任した。現在はサンズエンタテインメント会長。



