女優白須慶子(37)が19日、東京・かつしかシンフォニーヒルズで行われたクラシックコンサート「完成した“未完成”」で初めてナビゲーターを務めた。

オーストリア生まれで初期ロマン派の作曲家フランツ・シューベルト(1797~1828年)が、1822年に発表した「未完成交響曲」と呼ばれる「交響曲第7番 ロ短調 D759」を完成させ、N響団友オーケストラが初めて演奏した。

ナビゲーター初挑戦の白須は「学生時代に吹奏楽部で、指が長いからバスリコーダーをやっていたんですが、クラシックに精通しているという訳ではないので、予断を持たずに純粋な気持ちで観客のみなさんに曲と演奏の魅力を伝えたいと思っていました。演奏するN響団友オーケストラはベテランの方が多いんですけど、指揮の中城良さんが27歳と若いんです。それがいい意味で、未完成にはまると思います」と話した。

市川武プロデューサーは「今年は『未完成交響曲』が誕生してから、ちょうど200年の節目となる年。それで4月に未完成交響曲を完成させるプロジェクトを立ち上げました。中城さんもですが、作曲の石原勇太郎さんも31歳と若いんです。ここにアドバイザーの岡田安樹浩さん、高松佑介さんと私で、曲を完成させました。元々は第1、第2楽章があって、第3楽章が未完成でした。それで第3楽章を完成させて、第4楽章として全く新しいものを完成させて、全部で4楽章の交響曲にしました。今日をスタートに、いろいろなところで演奏されるようにしていきたいですね」。

白須は今年7月に劇団「鵺の宴」を旗揚げして、舞台演出にも初挑戦した。それに続く初挑戦に「今年は、今まで積み上げてきたものを結果として出すことが出来ました。来年は、それを進化させなければと思っています。まだまだ、努力の日々ですね」と話した。