NHK林理恵メディア総局長の定例会見が8日、東京・渋谷の同局で行われ、4月からのキャスター人事が発表された。

和久田麻由子アナウンサー(34)が報道番組「NHK ニュース7」(午後7時)のキャスターを務める。和久田アナは月~木曜を担当し、瀧川剛史アナとタッグを組む。同曜日は隔週で今井翔馬アナと川崎理加アナも担当する。

金~日曜、祝日は高井正智アナ、山内泉アナ、森下絵里香アナの3人体制で放送する。

和久田アナは就任にあたりコメントを寄せ、「私自身にとっては1年ぶりに報道番組を担当することになり、身の引き締まる思いです」などと意気込んでいる。

また4月から同番組が大幅リニューアルすることも明らかになった。山内昌彦理事は、和久田アナの起用について「視聴者にきっちりニュースを届けることが大事。高い発信力に期待している」と述べた。

和久田アナは東大経済学部卒業後、11年にNHKに入局。岡山放送局をへて14年から東京勤務となり、同年から「おはよう日本」を担当。19年に結婚したことが判明した。紅白歌合戦の総合司会も務めている。昨年4月に、2年間キャスターを務めた報道番組「ニュースウオッチ9」を卒業し、その後産休入りしていた。