22日に急性大動脈解離で66歳で亡くなった落語家の笑福亭笑瓶(しょうふくてい・しょうへい)さん(本名・渡士洋=とし・ひろし)の葬儀・告別式が27日、東京・中央区の築地本願寺第二伝道会館で行われた。

通夜にも訪れた師匠の笑福亭鶴瓶(71)が弔辞を読み、親交の深いタレント山田邦子(62)も駆けつけるなど、親族や芸能人ら約200人が参列。生前の思い出と共に故人を見送った。

参列者によると、鶴瓶は笑瓶さんを弟子とした当時についてや、22日に搬送先の病院で対面した際のエピソードも披露。すでに息のなかった笑瓶さんの手を握り「妻が『まだ温かいね』と言ったんです。その時に初めて肉親になれたような気がしました。俺のところによう弟子に来てくれたなと。本当にそう思いました。ありがとう」などと明かした。涙はみせず、優しい口調で語りかけていたという。

寺を訪れた一般客や居合わせた通行人らも見守る中で出棺は行われた。山田は笑瓶さんと親しく、仕事の都合で参列できなかった俳優高嶋政伸(56)から手紙を預かっていたことも明かし「棺おけの中に入れてきました。お葬式で初めて『待っててね』と思いました。私は天国に行けるかわからないけど、行ったらまた仲良くしてね」と最後は涙ぐみながら語った。

◆主な参列者 笑福亭鶴瓶、森本毅郎、小島奈津子、清水国明、深沢邦之、山口良一、桂雀々、山田邦子、松嶋尚美、ガタルカナル・タカ、八木亜希子、東野幸治、島崎和歌子、松村邦洋、劇団ひとり、榊原郁恵、モト冬樹、徳光和夫、つまみ枝豆、江口ともみ、駿河太郎(順不同、敬称略)