KAT-TUNが6日、横浜アリーナで、全国ツアー横浜最終日公演を開催した。18年にグループ活動を再開して5年。キャリアを重ね、酸いも甘いも経験したからこそ出せる魅力がある。観客の“声出し”解禁後初のツアーで、ファン1万5000人を熱狂させた。
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冒頭、亀梨和也(37)が舌を出して笑うと、サングラス姿の上田竜也(39)がひょうひょうと右手を掲げた。中丸雄一(39)は不敵にほほ笑んだ。上田が「ぶっ飛ばしていくぞ!」と絶叫し、亀梨は「ヘイ横浜!騒げ~!」と呼びかけた。「Real Face」では上田が「まだまだ声出るだろ~!」とあおり、亀梨がサビ前の舌打ちを披露。大歓声を浴びた。
最新アルバム「Fantasia」収録曲をはじめ、全27曲を披露。それぞれのソロ曲では「カメ~!」「ゆっちー!」「たっちゃーん!」などの声もあがった。コロナ禍以降初の“声出し”解禁ツアー。上田は「やっぱり声出せるライブって最高ですね。皆さん若返りました? って思うくらい、黄色い声が戻ってきた感じがうれしかったです」と喜び、中丸も「めちゃんこ声出てましたね! ハッスルしていましたし、KAT-TUNのファンってやっぱり元気だな」と笑った。
06年に6人組でデビュー。メンバー脱退を経て3人組となった16年5月に一度充電期間に入り、18年1月の復帰までグループ活動を休止したこともある。中丸は「当時解散する可能性もゼロではなかったと思う。そういうところを経験しているんで」と回想し、「ファンの人たちがいるから続けられている。当時は悲しい思いをした人もいると思うんですけど、それが“味”となってくれればいいなと思います」と感謝した。
上田もファンへの思いを口にしつつ、19年に死去したジャニー喜多川氏の名前を挙げた。「ジャニーさんが作ったグループって、もう一生出ないじゃないですか。卒業されたりする(グループやタレントがいる)中で、これ以上増えないジャニーさんが作ったグループ、というのをちゃんと胸張って進めていきたい。これがもう1つのモチベーションです」と言い切った。
ライブ中には、計300キロの砂が降り注ぐ“砂のカーテン”をバックに歌う、ジャニーズ初というド派手な演出もあった。形を変えても、活動休止を経ても、ファンを楽しませ続けている。亀梨は「これからも一歩ずつファンの方たちと向き合っていきたい」と誓っていた。【横山慧】
○…上田は自身のインスタグラムで本番前に「横アリぶち壊すまで」とカウントダウンしていた。ライブ後「見ての通り壊れてないですよ(笑い)。でも本当にぶっ壊せるくらいの勢いで盛り上がりました」と満足げだった。インスタグラムでは、ファンから質問を募集し、他のジャニーズタレントらの「倒し方」を答えて話題となっているが、この日の取材で亀梨と中丸の倒し方を聞かれると「メンバーは倒さないです」と即答。「最初から決めてます。横アリはぶっ壊したいけど、メンバーは守ります」とおとこ気を見せていた。



