歌手水森かおり(49)が22日、新曲「日向岬」の舞台、宮崎県日向市でキャンペーンイベントを行った。同市中央公民館には抽選で選ばれた500人のファンが駆けつけミニステージを開催。市民の前で初めて同曲を歌唱した。

水森は「日本で一番好きな宮崎にやってきました。何度もお邪魔している宮崎ですが、一番好きなのは日向市です。すてきで、温かくて優しい人ばかりです」。鹿児島が舞台の「ひとり薩摩路」や自身最初のご当地ソング「鳥取砂丘」も披露したが「いろんな舞台を歌いましたが、やはり日向市が一番いいですね」。

ステージには十屋幸平日向市長も駆けつけ「観光大使もお願いしたらすぐに引き受けていただけました。市役所でも毎日曲を流しています。ぜひ、紅白歌合戦で日向岬を歌っていただけるように応援したい」と話した。

昨年末に同曲が発表されるやいなや、同市から観光大使のオファーが来たという。「まだ、楽曲もできていなくて歌も聞いていないのに」と笑わせたが、観光大使として、同市最大のイベント「ひょっと夏祭り」への出演も約束した。

日向岬は、日豊海岸国定公園の南端に位置する、全長約5キロのリアス海岸にある。恋に破れた女性が1人日向岬を訪れ、また明日に向かって生きていこうとする作品だ。

水森は新曲を担当する作曲家の弦哲也氏に「コロナ禍で固まったみんなの心がほぐれて、温かく、明るくなるメロディーにしてください」と要望したという。実際の同曲はポップ調に仕上がった。水森は「日向岬は青い空、青い海のイメージはもちろん、温かいみなさんの笑顔が印象的です。みなさんに前を向いて、元気をお届けできる楽曲になったと思います」。

この日は日向岬にも出向き、願いがかなうとされるクルスの海も訪れた。「紅白歌合戦に今年も出場できるようにお願いしました。21回目の出場を果たし、日向岬を歌いたいです」。プライべートの願いについては「月並みですが、恋ですかね」。かねて、男性を紹介すると言われているサンドウイッチマン伊達みきおの名前を挙げ「紹介するっていっているのに、まったくどうなっているんでしょう」と口をとがらせた。

ご当地ソングの女王と呼ばれる水森。「日向岬」をリリースしたことで、47都道府県のうち、まだ舞台になっていない県は福岡と徳島だけになった。次の楽曲に注目が集まるが「どちらの県も最後がいいという声が多いようで。ちょっと、困っています」と話した。