女優吉田美月喜(20)が12日、主演の音楽劇「モグラが三千あつまって」(14~30日、東京・新国立劇場小劇場)の公開フォトコールと会見に、共演の富山えり子、小日向星一、栗原類と出席した。

モグラ、イヌ、ネコの戦いを出演者4人で演じる。1人6役以上を演じ分けるそうで、楽器を演奏する場面もある。舞台初主演の吉田は「どんな大変なことも、歌も何もかも楽しんでできているので、日々ただ楽しく生きております。弦楽器は経験がなかったので、演技をしている中で自然に違和感ないようにできるようにすることをすごく意識している」などと話した。

栗原も「稽古序盤は、この戦場を生きて帰れるかという心配があったけど、稽古して慣れていって、しんどいけど楽しいという気持ちを忘れず、今過ごしております」とした。

原作は75年に発表された児童文学。動物たちの攻防を通して、平和への思いを伝えている。上演台本、演出を手掛ける長塚圭史氏は「9歳のころに読んで強い衝撃を受けた。争いを起こしてはならないというメッセージが強く残っていた。なんとかやってみたいと思っていたので、僕としては強い思い入れがある」。

吉田も「社会を知っている大人だからこそ、今あらためて見て考えなければいけないことがあるというのは演じていて思う。いろんな世代の方に楽しんでいただける作品になっていくと思うので、たくさんの方に見ていただけたらうれしい」と話した。

振付の近藤良平氏、音楽の阿部海太郎氏も出席。