俳優稲垣吾郎(49)が6日、東京・日本青年館ホールで初日を迎えた主演舞台「多重露光」(10月6~22日)の開演前に取材に応じた。
稲垣が演じるのは、町の写真館の2代目店主・山田純九郎。平凡な日々の中で、子供の頃の顧客“新田家のお嬢様”だった菱森麗華(真飛聖=46)と再会する。純九郎の父・建武郎を相島一之(61)。演出は眞鍋卓嗣氏(48)。
“眞鍋演出”について、稲垣は「初めてなんですけど、とても俳優さんに寄り添ってくれる。怒った顔を見たことがない」。真飛も相島も「優しい」と声をそろえた。
真飛は「眞鍋さんは、私たちのことを否定せずに『こういう提案があるんですけど』と道標をくれるので、やりやすかった」。相島は「気がついたら、道が立ち上がっている“眞鍋マジック”。ビックリしました」と話した。
稲垣は「眞鍋さんは、僕と同じ高島平団地育ち。1学年下だけど、40年位前に隣の隣くらいにいた」と笑った。眞鍋氏は「皆さん、人柄がよくてやりやすかった」と振り返った。
プライベートでもカメラ好きの稲垣は、ステージ上の焼き付け器などを説明。「僕の家にも暗室があるんですよ。写真を焼き付けて楽しんだりしています。僕の名前(役名)はライカカメラのズミクロンから純九郎です」。真飛は「私はライカから麗華」。相島は「僕はニコンのタブロから建武郎です」。稲垣は「家族に寄り添ってくれる物語。ぜひ、ご覧ください」と話した。



