宝塚歌劇団の25歳の女性劇団員が9月に急死した問題で、遺族側の代理人弁護士が7日、都内で会見を行った。上級生によるいじめやパワハラを否定している歌劇団側への反論として、やけどの写真や、LINEのメッセージなどを公表した。
遺族側は、女性が21年8月、上級生からヘアアイロンで額にやけどを負わされたと主張している。女性は母親とのLINEで「ちゃいろになってる」「わざとな気がする」などと記しているほか、知り合いの皮膚科専門医にLINEでやけどについても相談していた。さらに、額のやけどの痕の写真も公開。川人博弁護士は、パワハラはなかったとする劇団側の主張について「納得できない。絶対許せない」とし「今回、踏み込んだ証拠を出した」とした。
遺族側は証拠を含む意見書を5日付で送付したことも明かした。これを受けて劇団側は「1月14日に公表した調査報告書の内容のみにとどまることなく、意見書や本日のご遺族代理人の会見の内容なども踏まえて、あらためて事実関係の精査などを行うとともに、ご遺族のお気持ちやお考えを真摯(しんし)に受け止め、引き続き誠実に協議してまいる所存です」などとコメントした。



