東京ドームで来日公演を敢行中の米歌手テイラー・スウィフト(34)が、2機所有していたプライベートジェット機のうち1機をひそかに売却していたと報じられた。気候危機問題が深刻化する中、交際中のNFLカンザスシティー・チーフスのTEトラビス・ケルシーの試合を観戦するため、全米各地をプライベートジェット機で移動するなどし、二酸化炭素排出量が問題視されていた。
ビジネスインサイダーによると、スウィフトは最大12人乗りのダッソーファルコン900と最大16人が搭乗できる長距離ビジネスジェットのファルコン7Xを所有していたが、ファルコン900を先月末に売却したという。売却金額など詳細は不明だが、新品の定価は4400万ドルだという。
一方、フライト追跡サイトJetSpyによると、スウィフトのファルコン7Xの飛行が最後に記録されたのは、1月28日の米メリーランド州ボルティモアからテネシー州ナッシュビルまでの移動で、東京公演には使用していない可能性があると指摘。しかし、10日の公演終了後に現地時間11日に米ラスベガスで行われるNFL王者決定戦スーパーボウルに出場するケルシーを応援するため、東京から駆け付けることが伝えられているため、ファンの間で動揺が広がっている。そのため、東京からの移動は、プライベートジェットをチャーターすることになるだろうと伝えている。
スウィフトのプライベートジェット機利用を巡っては、2022年に英マーケティング企業が発表した著名人のプライベートジェット使用時間を調査したランキングでワースト1位に輝き、二酸化炭素の大量排出によって環境破壊をもたらすと批判された。また、著名人のプライベートジェットによるフライトを追跡して公開する「Celebrity Jet」を運営するジャック・スウィニー氏に対し、「追跡をやめなければ、法的処置を送る」と脅迫する書簡を送ったことも報じられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)



