放送20周年を迎えたフジテレビ系バラエティー番組「逃走中」をドラマ映画化する「逃走中 THE MOVIE」(西浦正記監督、7月19日公開)に、JO1川西拓実(24)木全翔也(24)金城碧海(23)と、FANTASTICS佐藤大樹(29)中島颯太(24)瀬口黎弥(28)が、メインキャストとして出演することが7日、分かった。同局系で同日に放送された「逃走中~ハンターと浅草の相棒~」の番組内で流れた特報映像の中で発表された。6人のうち、川西、金城、佐藤、中島は過去「逃走中」への出演歴があるが、木全と瀬口は今回の映画でシリーズに初参戦する。一方、中島は映画への出演は、今回が初めてとなる。
6人は劇中で、かつては友情で結ばれていたものの、とある事情で今はバラバラとなってしまった、高校時代に同じ陸上部だった若者たちを演じる。東京を舞台に、賞金総額1億円超、参加総数1000人と史上最大級ながら、命がけのゲームと化してしまった「逃走中」で、ゲームの鍵を握る存在だ。特報映像は、逃走者を追い詰めるハンターの走りと「命ヲ賭ケテ走ッテモライマショウ。」というメッセージに対し「こんなの逃走中じゃねーじゃん!」という叫びが、映画になっても変わらぬ「逃走中」の緊迫感、恐怖感を物語る。
6人の中で、川西は20年10月11日放送の「逃走中~ハンターと鋼鉄の魔神~」、金城は23年4月9日放送の「逃走中×逃走中 グレートコラボSP」、佐藤は21年5月5日放送の「逃走中~こどもの日4時間SP~」と23年9月10日放送の「逃走中~ハンターと強欲の王~」、中島は同年大みそか放送の「逃走中~お台場リベンジャーズ~」と「逃走中」シリーズへの出演歴がある。6人は、配給の東映を通じてコメントを発表した。
▽川西拓実(名門明応大学陸上部の短距離選手・橘大和役) 逃走中の映画化とそのメインキャストだと聞かされて、ドッキリかな?と思いました(笑い)撮影前に陸上の練習に行き、どんどん日がたつごとに、うそじゃないんだ! っていうのを実感していきました。僕が演じる大和はちょっと破天荒な部分もあるんですけど、情に厚くて、本当に仲間のことを想っているキャラクターです。FANTASTICSの皆さんも初対面のときから本当にいい方で面白くて…僕は譲司役の佐藤大樹君の出ているドラマを観ていたので共演できてすごくうれしかったです。20周年の大きな舞台で僕たちがメインキャストとしてやらせていただけるのはとても光栄でありがたいなと思います。逃走中ファンのみなさま、そして逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルと感動を味わえる作品になっています。楽しみにしていてください!
▽中島颯太(堅実な数学科の大学生・大澤瑛次郎役) 最初に映画化と出演を聞いたときはびっくりしましたし、本当にうれしかったです。出演が決まったことは大樹君、黎弥君とは別々に聞いたのですが、その後に3人で会ったときの喜びようは皆すごかったです。この物語は1人1人の過去や背景など、いろいろな要素が深いところまで描かれていたので作品のストーリーにすごく勇気をもらいました。僕が演じた瑛次郎の仲間へのとある感情や、友情や青春、6人の絆をぜひ観てほしいなと思います。「逃走中 THE MOVIE」を楽しみにしてくださっている皆さん、もともとの逃走中が大好きな方も、絶対勇気づけられる、そして熱くなれるシーンがたくさんありますのでよかったら劇場で観て、さらにSNSでも盛り上げていただけるとうれしいです!
▽木全翔也(投資にハマり中の切れ者大学生・伊香賢役) 「逃走中」といったら僕らド世代というか…学校でみんな「ハンター放出!」といったまねをしたりして流行っていたので出演が決まってびっくりしました。20周年記念の映画で豪華なメンバーと一緒に出演できることがすごくうれしいです! 僕が演じた賢は自分の心のなかにコンプレックスがあって、でもそこが人間らしくて…ちょっとダサいところもあるのですが、すごくリアリティーがあって好きなキャラクターです! FANTASTICSのみなさんとも演技の中で青春を感じられたので役としての絆はもちろんなのですが、撮影を通して仲良くなれて、そこでもリアルに青春を感じました。お互いに「こうしていこう」という作戦を立てたり、時にはふざけあったりと、とてもいい関係性が築けました。「逃走中 THE MOVIE」は大人から子供まで楽しめる深い作品になっていますので、皆さんぜひ劇場まで足を運んでください!
▽金城碧海(資金繰りに悩む町工場の3代目・北村勇吾役) 「逃走中」は僕が幼少期のころからずっと観ていて、子どもながら「自分だったら逃げ切れる!」という強い自信をもったりしたこともあったので、こうして映画に出演することができて、小さい時の自分に自慢したくなるような誇らしい気持ちです。もともと演技の経験が少なかったのですが、真剣に勇吾を演じる中で6人の絆や、サポートしてくださっているスタッフの皆さんの顔や真剣なまなざしを目の当たりにして、感情の線を超えて演じられたような気がします。お互いの成長や絆が描かれているので、特に学生の人や似たような境遇の人に刺さる内容ではないのかなって思います。みなさん、映画「逃走中 THE MOVIE」、ぜひ家族や友達などたくさんの人と観てください。あと部活動で青春に励んでいる皆さんもぜひ、一緒に劇場でご覧いただければと思います。
▽瀬口黎弥(ファッションオタクの専門学校生・西園寺陸役) いつか「逃走中」に出たいなって思っていましたが、今回「逃走中 THE MOVIE」に出演できるという話を聞いたときは自分でも実感がなかったです。ただ、いざ現場に入るとスケールがめちゃくちゃ大きな撮影現場だと改めて実感し、僕もすごく気合が入りましたし、とにかくうれしかったです。脚本を読んでみて、瀬口黎弥と西園寺陸という人柄に近しいものを感じました。映画では通常のハンター以外に新たなタイプのハンターも出てきますが、その迫力ある存在感は「逃走中」ならではの怖さだなと思いました。今回は僕たちが演じる6人の青春や、仲間同士の友情もありながら、何より自分を信じる気持ちが強く描かれています。何かに挑戦することを諦めずにいる皆さんも、夢を持っていろいろなことを頑張っていると思いますが、「逃走中 THE MOVIE」はそんなみんなの勇気となれるような作品になっています。ぜひ、楽しみにしていてください!
▽佐藤大樹(ある日突然姿を消した、元陸上部エース寺島譲司役) 以前参加させていただいたバラエティーの「逃走中」では反響がものすごく、一時的にでも子どもたちのヒーローになれたかなって思えていたのですが、今回また、ヒーローになれるチャンスをいただけてすごくうれしかったです。男同士の友情物語の要素もあり、いつかこういう作品をやりたいと思っていた内容でもあったので、演じていて面白かったです。JO1の3人とお芝居できたのが自分の中で財産になったなと思いますし、刺激をいただきました。譲司はある出来事によって、過去と現在でまったく違ったような人柄になるので、そこは最初に監督と話して丁寧に演じました。その2つの人柄を表現するのが個人的には楽しかったです。「逃走中」はいろいろな方に愛されてはや20年ということで、お子さまからお年寄りの方まで家族みんなで楽しめる作品でもありますし、海外の方も必ずとりこにできる作品だと思うので…後悔はさせません! ぜひ、映画を楽しんでいただければと思います。
また、田鍋梨々花(20)川原瑛都(10)内田慈(41)笠原秀幸(40)長井短(30)本多力(44)HIKAKIN(34)も出演する。得体の知れないハンターに追いつめられたHIKAKINが「うわぁ…」と叫びながら後ずさりする、不気味で意味深なシーンで終わった、意味深な特報映像の、その先の展開は今後、徐々に明かされていく。