歌手さくらまや(27)は認知症とパーキンソン病だと診断された要介護3の祖母(80)と昨年から同居し、両親と力を合わせて介護をしています。
デイサービスやショートスティの助けをかりながらの自宅介護。祖母は夜に家の中を徘徊(はいかい)したり、眠らなかったり。せっけんを食べてしまったこともあります。日中は主に母の由美子さん(57)が介護を担っていますが、深夜はさくらが対応をすることもあります。さくらは大学院生で、夜遅くまで勉強をしていることが多いためです。
由美子さんは日刊スポーツの取材に「わが家はまだ“介護1年生”ですけど、何でも忘れてしまう母が、『その時楽しい』と不安なく感じられることをたくさんすることを目標にしています。負けず嫌いの娘がトランプで毎回勝ってしまって、おばあちゃんが悔しがるという風景を見るのがまた、楽しい」と介護ライフについて明かしてくれました。
介護といえば、1982年(昭57)にアイドルとして芸能界デビューをした女優の北原佐和子(61)は、舞台などで活躍をしながらケアマネジャーとしても働く“二刀流”として知られます。介護職は18年を超える超ベテランです。
厚労省によると、全国の介護職員は約212万人。前年比で約2万8000人も減少しています。これは00年に介護保険制度がスタートしてから初めての減少。理由としては、少子高齢化の影響もあるでしょうが、給与面などの待遇が良くないからとの指摘もされています。介護は記者も含めて多くの中高年の身近な問題です。決してひとごとではありません。
8月1日に第218臨時国会がスタートしました。トランプ関税、減税など喫緊の課題が山積ですが介護問題も“待ったなし”の大きな課題です。【松本久】



