俳優小林薫(74)が4日、戸塚純貴(33)とダブル主演を務めたアニメ映画「ホウセンカ」(10月10日公開)の完成披露舞台あいさつを都内で行った。
この日が誕生日。戸塚から花束、木下麦監督(35)から作品と同じタッチで描かれた似顔絵の贈呈というサプライズでお祝いされ、「皆さんの思いを感じてとてもうれしいです。家宝にします」と感激した。
作品は、独房で孤独な死を迎えようとしていた元ヤクザの無期懲役囚、阿久津の人生と愛の物語。現在の阿久津を小林、過去の阿久津を戸塚がそれぞれ演じた。
小林は「放心状態で家に帰った」というほど消耗したアフレコのエピソードを披露し、役と作品への思い入れを語った。「見終わって、ささやかなことが日常の中で幸せなことなんだなという思いにさせていただく作品でした」。
アニメの声優に初挑戦した戸塚は、「ふだんやっているお芝居とはまったく違う作り方でしたし、先に収録されていた薫さんの声の過去を演じるということで二重に分からなくなった」としながらも、「小林さんが声を乗せて作ってくれた阿久津が僕の中のコントになった。素直に、自分が思ったままを演じさせていただいた」と振り返った。
満島ひかり(39)、宮崎美子(66)、ピエール瀧(58)も登壇した。



