俳優の斉藤暁(72)が、6日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演。元妻への思いを話した。
斉藤は23歳で上京する時に、地元福島の女性と結婚。司会の黒柳徹子(92)に「(上京に際し)よく、その方も『いい』とおっしゃいましたね」と言われると、「向こう見ずな…」と苦笑い。
続けて黒柳に「しかもお子さんが2人生まれた」と聞かれると、「男の子ですけどね」と答えた。そして「彼女がいなかったら、多分、僕、東京に出れなかったと思いますよ」と小声に。黒柳に「もう少し大きい声で」と促されると、「彼女の話になると、ちょっと…気持ちが」と苦笑い。そして「亡くなったんですよ。10年くらいになるんですかね」と明かした。
結婚生活は17年で終わり、斉藤は1人で家を出たという。「収入がないもので。愛想を尽かされて『別れて』という話になって。ダメだ、子どももいるからダメだ、って言っても、長男が『離婚しろ』って騒いでいるんですよ」と当時を振り返った。
離婚後、20年ほど経ち、次男から電話で元妻の逝去を知らされた。葬式への出席を希望したが、長男の反対にあった。そのため火葬場の隣にある寺の鐘撞き堂で待っていたという。「次男が電話で『今、窯に入るところです』と。煙が少し立って、あ、あれかと思って、(手を合わせて)さようならって」。
後日、名古屋での公演の時に、「女房が出てきたんですよ。朝、ホテルの部屋の入り口に座っているんですよ」。顔を伏せたままで上げようとしないが、「すぐに分かった。着物を着ていたから」。そして「話しかけようとしたら、いないんですよ。ああ、あいさつに来たんだと思って、手を合わせました」と不思議な体験を明かした。「怖くはなかったです。自分の中で(気持ちが)スッと収まったんです。その後、1回も出てこないんです」と話した。
斉藤は人気シリーズ「踊る大捜査線」の副署長役などで知られる。



