読売演劇大賞の贈賞式が27日都内で行われた。
最優秀女優賞に加え、この日大賞を得た望海風斗(42)はマリア・カラスを演じた「マスタークラス」と「エリザベート」の2作品が評価された。「マリア・カラス役で生き方を改めて考えさせられ、カラス先生は私の人生の師です。『エリザベート』も忘れられない作品になりました」と振り返った。
選考委員特別賞の大倉孝二(51)は最優秀作品賞となった「最後のドン・キホーテ」の演技が評価された。「場違いな気がします。私じゃなくて周りが素晴らしかった」と照れくさそうに話した。
芸術栄誉賞の片岡仁左衛門(81)は「今日が60回目の記念日、家内に贈り物ができた。私の投票してくださった方だけですが、選考委員の皆さまに感謝いたします」。杉村春子賞の尾上右近(33)は「新人賞に当たるこの賞は光栄です。それぞれに思いの深い舞台。思いがあふれております」と笑顔をみせた。
最優秀男優賞の亀田佳明(47)は「文学座に入って25年。くじけそうになるときもありましたが、大きすぎる栄誉をいただきました」と神妙に語った。



