テレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏は29日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。トランプ大統領のイラン攻撃をめぐる発言についてコメントした。

アイドルグループ・ACEesのメンバー那須雄登(24)から「アメリカ、イランの主張が真っ向から対立して、歩み寄れるとは思えないのですが」との質問が出てきてMCの爆笑問題田中裕二が「よけいに溝が深まるような気もしますけれどもね。デーブさん、これ、アメリカ側もぜんぜん納得できない、(イランも)お互いね」と質問した。

念頭にあったのは、停戦の条件として、米国、イランがそれぞれ持ち出している主張。イラン側は侵略、暗殺の停止、ホルムズ海峡の主権、賠償金の支払いなどを求めている。一方で米国側は核兵器開発の停止、ミサイルの射程制限やホルムズ海峡の開放を求めている。まったくかみ合わず、長期化は必至の情勢だ。

デーブ氏は「これ、ほぼナンセンスなんですね。現実性に欠けてるんですよね。イランに対して配慮じゃないんですけれども、向こうだってプライドがあるわけですから、トランプ大統領のけなしたりじゃなくて、得意であるヨイショもある程度入れて、助け舟を出した方がいいとまだ思うんですよ。これもう、ありえない話なんです」と感想を語った。

デーブ氏は続けて、現在の状況について「アメリカ国内、昨日、全米デモがあって、反トランプのデモがあって、毎日世論気にしたり、選挙もあるし、いろんな世論があるわけです、支持率」と、イラン攻撃に米世論が否定的で、トランプ氏の支持率も低下している状況を説明。さらに、逆にイランでは「イランはないんですよ、そういうの。いくらなんでも耐えられる国になっているですよ」と、米国とイランで国内世論のあり方や情勢が違うことを指摘。「その違いが大きいので、まったくそこをトランプ大統領が十分に計算していないと思うんですね。それか、まったく発表できないようなことがあって動いているか、どっちかだと思うんですよね」と、事態収束の糸口すら見えない現状を分析した。

太田光は「そもそもこういう交渉中に攻撃をしたわけですからね。やっぱり信用できないということ」と応じた。