米映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」(アーロン・ホーバス、マイケル・ジェレニック監督、24日公開)日本語版プレミアム試写会が21日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。
席上に、共同プロデューサーを務める任天堂の宮本茂代表取締役フェロー(73)が、サプライズで登壇した。
宮本氏は、人気キャラのヨッシーの声を演じた米俳優ドナルド・グローバー(42)が出演を熱望し、セリフが「ヨッシーしか言わないよ」と伝えたものの「40周年のマリオに、どうしても出たい」と熱望したため出演が決定したと明かした。その上で「グローバルだから、日本の声優はいない」と、グローバーが世界でただ1人のヨッシー声優だと口にした。
1日に北米や各国で公開され、5日までの5日間で1億9000万ドル(約303億円)、全世界累計7億5000万ドルドル(約1188億円)とメガヒットした。宮本氏は「まだまだ、これからなんですけど、すごいプレッシャー」と吐露した。
「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」は、任天堂を代表するゲームシリーズ「スーパーマリオ」の世界をもとにしたアニメーション作品として、全世界累計興行収入約13億ドル(約20002億円)以上を記録した、23年の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に続く2作目。前作おに引き続き、イルミネーションのクリス・メレダンドリ氏と、任天堂の宮本茂氏によって共同でプロデュースされた。さらに今作は、ユニバーサル・ピクチャーズと任天堂の共同出資により製作され、ユニバーサル・ピクチャーズによって全世界へ公開。前作に続きアーロン・ホーバスとマイケル・ジェレニックが監督を務め、脚本もマシュー・フォーゲルが続投。音楽はブライアン・タイラーが再び、手掛ける。
宮本氏は「前作は、喜んでもらえた。自己紹介みたいな感じ。今回はキャラが定着し、それぞれをどう広げていくか、楽しみ」と胸を張った。そして「クリスさんたちが、僕らをハリウッドに連れて行ってくれた。劇場で見る価値を考え、作ってくれた。主なメンバーはパリにいて、ロサンゼルスと東京都で作った。皆、ファンで僕より詳しい。頼もしい人々です」と製作チームの素晴らしさを強調した。
この日は、日本語版声優キャストとして、マリオ役の宮野真守(42)ピーチ姫役の志田有彩、ルイージ役の畠中祐、クッパ役の三宅健太、キノピオ役の関智一、クッパJr.役の山下大輝、ロゼッタ役の坂本真綾(46)が登壇。前作に続き、アンバサダーを務める西野七瀬(31)HIKAKIN(37)、今作からアンバサダーのチョコレートプラネット松尾駿(43)長田庄平(46)が登壇した。宮野は「アフレコも、ずっと見守って下さった」と、宮本氏に感謝した。そして「アフレコ段階から、前作があるから声優陣が迷い泣く進んでこられた。映画の中でもルイージがマリオを支える姿、清張があったので、まさにブラザーズが成長している」と今作を評した。そして「アフレコという形でやらせていただいているので、アクションの声を入れていった。OKを出してもらった。僕らの中にマリオ、ルイージがいると感じ、アフレコできた」と作品の成長を口にした。
◆「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」 マリオとルイージは、キノコ王国でピーチ姫を助けながら、捕らわれたクッパのお世話をしたり、みんなの困りごとを解決する双子の配管工。ある日、新たな相棒ヨッシーに出会う。ピーチ姫の誕生日パーティーをきっかけに、クッパJr.の邪悪な野望を阻止するため、ロゼッタを守る宇宙への冒険の旅に出る。



