女優濱田めぐみ(53)、笹本玲奈(40)、朝夏まなと(41)が20日、大阪市の梅田芸術劇場でミュージカル「メリー・ポピンズ」(21日~6月6日、同所)取材会に出席した。

ジュリー・アンドリュース主演の映画で知られ、日本版キャストのミュージカルは18年、22年に続く再々演。東京公演を経て、21日から大阪公演が始まる。3人はメリー・ポピンズをトリプルキャストで演じる。

初演から3作連続で出演する濱田は「東京で千秋楽を迎えて少しお休みをいただいて、それぞれのメリーの役を温め直して、深まっての開幕になると思います。私がメリーを通して伝えていメッセージは、子供の心を忘れて大人になった方々に響くと思います。メッセンジャーの立場を大切に思いながら演じたい」と意気込んだ。

前回に続いての出演となる笹本は「これぞミュージカルという歌、ダンスがある。東京公演でもたくさんの子供の笑い声が聞こえた。日本のミュージカルでは拍手はあっても歓声をいただくことはあまりない。ひとつになっている感覚がすごい。ディズニーランドに来たようなハッピーな気持ちになって、劇場を後にすることができます」と魅力をアピールした。

一方、初出演となる元宝塚歌劇団宙組トップの朝夏は、これまでに出演してきたミュージカルでは感じたことのない決まりごとの多さに驚いたといい、「ひとつひとつクリアしないといけないんですけど、経験者の方々が『こうだった』『こうした方がやりやすい』と全部教えてくださる。日本初演でやられてためぐさんはどれだけ大変だったんだろうと思いました。お二方のおかげで、稽古場でも舞台でも決まりごと以上のことを教えてくださって幸運でした」と感謝。宝塚時代にたびたび舞台に立った梅田芸術劇場での公演に「残り24公演、ひとり8回ずつしかないと思うと寂しくなってきました。今年はメリー・ポピンズの稽古しかしていない。あこがれていた作品で、宝塚時代からお世話になった梅芸さんに戻ってこられたのはうれしい。一人でも多くの方にこの作品の魅力を知っていただきたい。今見ないと次いつになるか分からないので、ぜひ劇場に」と来場を呼びかけていた。