アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2026」が開幕した。

令和ロマンの、くるま(31)が初監督作品「BREAK SHOT」の監督として登壇。16日にKアリーナ横浜で開催した単独ライブ「BE:IWAROMAN」の幕あいに上映される作品を作ろうと考えたが「勉強不足で短編映画を見る機会もなく」出演オファーの仕方も分からず、オダギリジョー(50)に動画を送り付けてオファーしたと振り返った。

「BREAK SHOT」は、全編ドライブレコーダー視点の定点カメラで撮影。渋滞が発生している夜の高速道路で、とある出来事をきっかけに、無関係だった車内の会話が連鎖していく…一部始終を見ていたのはドライブレコーダーだけだったという、新たなブラックコメディーだ。

くるまは「コンビをやっているんですけど、単独ライブの幕あい、ネタとネタの間に挟む映像として、何か面白いことはできないかなと。普段やっている漫才ではできないようなお笑い、違う表現ができないかなとまとめた」と製作の経緯を語った。「1回も作ったことがないので、知り合いのプロデューサーにお聞きして、なるべく知り合いにオファーをかけて、できるなと。いろいろな方に協力していただいて、できあがった感じ」と感謝した。

そもそも「初めて短編を作らせてもらった。勉強不足で見る機会もほとんどなく、勉強させてもらった」と短編映画を見るところから学んだという。「すごい面白いなと。尺も短いのと展開が激しくて、芸人のネタに近いものを感じ、作って見るのも面白いなと」と興味を抱いたといい「会社をつくって、既に短編映画を製作している。良い感じでお笑いとつなげられたら」と会社を立ち上げ、次回作を製作していると明かした。

主演のサルゴリラ児玉智洋(46)は、くるまの演出について聞かれ「すごかったですよ、分かりやすかった。芝居のダメ出しも言葉だけじゃなく、実際の俺の役を演じてくれた」と映画監督くるまを絶賛。一方で「そのたびに新しいの(アイデア)が思い付いちゃって、どんどん変わってしまい結果、分かりづらくなった」と突っ込んだ。

森川葵(30)は「漫才もしゃべくりじゃなくて、お芝居風な部分を入れてやられているので、まず自分でやって体現して教えてくれる感じ。私はすごく分かりやすくて、良い監督だなと思いました」と“くるま演出”を激押し。前田旺志郎(25)も「僕は小学生の得に漫才やっただけで、おこがましいですが、絶妙なキャラ、間の使い方…芸人さんならではのうまさだなと、さすがだなと感じました」とうなずいた。

くるまは「文字を書くのが苦手で脚本としては、しっかり書けなかったんだけど、こんな感じだと必死に見せました」と照れ笑い。「オファーのやり方が分からないので動画を送ったんです。『初めまして。時間があったらお願いします』と」と。オダギリへの、破天荒なオファーぶりを自ら明かした。