女性に性的暴行を加えたとして不同意性交などの罪に問われた、お笑いトリオジャングルポケットの元メンバー、斉藤慎二被告(43)の公判が2日、東京地裁で開かれた。被告人質問に臨んだ同被告は「好意を持たれていると思った」や「Aさん(被害女性)が受け止めてくれるのは明白だと思っていましたし、押したり、『やめてください』と言われたりしたことは、一切なかった」と、徹底的に無罪を主張した。また、同被告は性的暴行に及んだロケバス内での詳細も、生々しく語った。
起訴状などによると、24年7月30日、東京都新宿区に駐車中のロケバス内での出来事。この日、斉藤被告が語ったのは、計5度に及ぶ口腔(こうくう)性交や胸を触る、ディープキスなどの行為だったが、斉藤被告はいずれも同意の上と主張した。
5度の内訳は行為の順にキス、ディープキス、胸を触る、口腔性交、キスだという。いずれもロケバス内で、被害女性Aさんと2人きりの時間だった。いずれの行為後も、Aさんは笑顔で、嫌がるそぶりは一切見せていなかったと説明。斉藤被告は「同意と思っていた。『(警察に)ドライブレコーダーはないんですか?』と聞きました。ドライブレコーダー(で車内の様子)を見たら、無理やりということは絶対にないということが分かると思って。映像がなかったとしても、音だけでもと思っていましたが…。絶望しました。唯一、不同意じゃないと分かってもらえると思っていたので」と、証拠になると思っていた、ロケバス内での様子を客観的に把握できる手段がなくなったことに、気落ちした心境を明かした。
斉藤被告が無罪を主張する根拠として、被害女性とは初対面ながら意気投合し、自身の芸能活動も詳しくしっていて「トリオ(当時のジャングルポケットの3人)の中で一番好きです」や、スムーズに進行していることを褒めた際に「うれしいです。今日1日、頑張れます。幸せです」などと、好意があることを全面的に出されたことなどを挙げていた。



