7人組ダンスボーカルグループGENICのメンバーで俳優の増子敦貴(26)が、このほど日刊スポーツの取材に応じた。4月から3本のドラマに出演するほか、9月公開の映画「ホームスイートホーム」(同4日公開、吉川鮎太監督)への出演も決定。怒濤(どとう)の作品ラッシュを迎え、さらなるブレークの予感を感じさせている。

4月からテレビ東京のドラマ「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」(月曜夜11時6分)と「サレタ側の復讐~同盟を結んだ妻たち~」(水曜深夜1時)、縦型ショートドラマ「夫に抱かれながら、不倫します」の3作品に出演中。ひきこもりの役から少しやんちゃな役まで、それぞれまったく違う役を見事に演じ分けた。

「サレタ側の復讐」と「夫に抱かれながら、不倫します」は撮影時期がかぶっていたといい、「スケジュールもよく分からなくなるぐらいせわしなかった」と明かした。セリフを覚えることも大変だったというが「1日ごとに頭のチャンネルを変えて役をなじませないといけないので、ごちゃごちゃになることもありましたし、1つ1つ大変な部分は多かったです」と振り返った。

撮影期間がかぶったことで、演技力にさらなる磨きがかかった。「話し方とか言い回しとか、あとは声の質やしぐさでしっかり差別化しようとした。しっかり落とし込んで頑張れたのは、いい経験だったと思います」。さらに「『産まない女はダメですか?』の時はひきこもりの役だったので、少し寝不足の状態で撮影に挑んで、テンションをあえて下げてみたり、『サレタ側の復讐』では近所に住む好青年だったので、頑張って美顔器をかけまくったりしました」と、緻密(ちみつ)に変化をつけることで、最大限演じ分けられるように工夫した。

9月公開の映画「ホームスイートホーム」は、28年後からやってきた植木一郎(八村倫太郎)の息子、英郎役で出演する。「ワンシチュエーションコメディーで、多様性が進みまくった未来で生きているという役。台本を開いた瞬間からオネエ口調で、かわいらしさもあり面白さもある、目で楽しめる作品になっていると思いますし、女優魂を見せられたと思います」と、ここでも新たな表情が見られると予告。「心がホッカイロのように温かくなりたい人には刺さる作品になっています」とアピールした。

作品ラッシュの中で、さまざまな見せ方を発見した。「作品によって体の作り方を変えたり、髪形を変えたりして、毎回違った姿を見せられる、カメレオンのようなところが武器。これからもいろんな色の僕を見せていきたい」と意気込んだ。【野見山拓樹】