NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で織田信澄(緒形敦)の母ちよを演じた、元乃木坂46で女優の樋口日奈(28)が13日、NHKを通じてコメントを発表した。前日12日に放送された「豊臣兄弟!」の第27回は「本能寺の変」。織田信長(小栗旬)が明智光秀(要潤)の謀反により、天下統一の悲願を目前で逃すという、物語の節目だった。
樋口は、信澄の幼少時代の回想シーンに登場し、大河ドラマ初出演を果たした。「いつの日か必ずや信長を討ち、父上のご無念を晴らすのじゃ」と話すと、血を吐くなど、鬼気迫る演技と、NHKなどからの告知がない、サプライズでの出演がインターネット上で大きな話題となっていた。
ちよは、信長の義理の妹にあたる。かつて、信長への謀反が発覚して暗殺された、信長の弟・信勝(中沢元紀)の正室だった。第27回では、息子の信澄が、幼少から信長への敵討ちの思いを抱き続けていたことが判明。義父の光秀に、信長への謀反をたきつける“黒幕”として描かれる中で、その根底に、ちよの存在があったと明かされていた。NKHが発表した樋口の一問一答は以下の通り。
-初めてとなる大河ドラマへの出演が決まったときの率直な気持ち
樋口 素晴らしく偉大な皆さまによって紡がれていくこの大河ドラマに、自分も参加させていただけること、まるで夢のような気持ちで、とても嬉しく思いました。
歴史が大きく動く出来事の根底にあった、信澄の母・ちよの思い。その複雑で重い感情が、この物語においてどれほど大切な意味を持つのかを感じ、身の引き締まる思いがしました。
-撮影に臨むにあたり監督と話し合ったこと、また演じるうえで大切にした点
樋口 幼い信澄と向かい合ったときは母の顔。でも夫の無念を心の内に宿したときのちよは妻の顔。そんな2つの思いや表情、複雑さを表現できたらと、監督とお話しをさせていただきました。
父の無念を晴らせと言われ続けた信澄にとって、母であるちよの言葉は忘れられない願いであると同時に、逃れられない呪いのようなものであったのだと感じます。だからこそ、一つ一つの言葉を重く、大切に発することを心がけました。



