MBSラジオの原厳一郎社長(60)が14日、大阪市内で会見し、9月26日の放送をもって終了が決まった、関西を代表する名物パーソナリティー浜村淳(91)による同局ラジオ「ありがとう浜村淳です」(土曜午前8時)ついて言及した。

長年、平日から週末まで、関西の朝の看板ラジオのひとつとして放送されていたが、24年に平日放送の最終回を迎え、土曜日だけ継続していた。今回、土曜版も終了となり、半世紀を超える歴史に幕を閉じる。

原社長は「『浜村さんはMBSラジオの宝』と言った思いは変わらない」とした上で、「そうは言っても高齢のパーソナリティーの方の世代交代。浜村さんは91歳。近藤(光史)さんは79歳。そこは将来に向けて世代交代は大事なミッション」と世代交代の重要性を強調。どういう形がいいか考える中で、浜村が4月に3週間入院したことが「私の中でキッカケだった」といい、「リスナーからも心配のお言葉もいただく中で、そういう状況で3時間半の生放送は浜村さんにもかなりの負担ではないかと思いました。本当に悩みながら苦しみながら、相談した結果、生放送の『ありがとう』は終了しよう」と決断したという。幹部で浜村の元を訪れ、「『世代交代ということでお願いします』というふうにお話しさせていただいてご了承いただいた」と明かした。

続けて「浜村さんもお元気なうちに、きっちり花道を作って、リスナーにもちゃんとしたお言葉で、しゃべりきってほしい」と残り約3カ月間に期待した。

同局によると、8月31日午後7時から特別番組を放送予定だといい、「番組ゆかりのゲストをお迎えし、数々の思い出を振り返る」という。

浜村淳の名調子で関西の朝に親しまれた同番組。1972年に「ありがとう浜村淳です」の前身、「ごめんやす浜村淳です」(毎週土曜日)が放送開始。74年に「ありがとう浜村淳です」として、毎週月曜から金曜の放送でスタートした。77年に「ありがとう浜村淳です土曜日です」も、前身番組からタイトルを変えて放送されてきた。

24年に「ありがとう浜村淳です」の平日放送が終了し、毎週土曜日の放送は継続していた。

また、同局によると、「浜村淳の歌の宝石箱」(日曜午前5時半)は引き続き放送する。