リリー・フランキー(62)が20日、東京・シネマート新宿で行われた08年の主演映画「ぐるりのこと。」と、02年の映画「ハッシュ!」(ともに橋口亮輔監督)4Kプレミア先行上映+トークイベントに登壇。撮影当時を振り返り、撮影が先に終わって寝てしまった中、不意に勃起してしまった下半身を女性メイク担当者に目撃されたこと、困惑しているメイク担当に、妻役でダブル主演した木村多江(55)が「すみません」と謝罪したと振り返り、会場を笑わせた。

トークの中で、橋口亮輔監督(62)の独特の演出法として、撮影前に1週間程度、リハーサルを行い、エチュード(即興芝居)を繰り返すことに話が及んだ、劇中で、リリーはカナオ、木村は妻の翔子を演じたが、リリーは「台本を読んだりするわけでもなく(映画は)付き合って10年たって結婚したところから始まるんだけど、10年間のウソの記憶を監督が刷り込む」、木村は「2人が出会ったところから始まるところまでエチュードをする」と説明した。

リリーは「撮影が早く終わっても、先に帰れない精神状態になって、メイクルームで多江ちゃんが終わるまで待っている」と、事前のリハーサルで、役作りを超え、木村と夫婦の関係になってしまっていた当時の心境を説明。その上で「そのうち、疲れて…早起きもしてるから寝ちゃう。寝てる間に勃起してたみたいで、スウェットがパンパンになっていたのを見たメイクさんが『嫌だ、多江ちゃん見て』って言って、多江ちゃんが『すみません』って言った」と語った。木村が口を押さえて照れ笑いする中、リリーは「完全に役作りが終了し、14年(夫婦を続けた精神状態で現場に)いないと言えない」と語った。

この日は「ハッシュ!」主演の田辺誠一(57)と片岡礼子(54)も登壇した。