お笑い芸人で音楽プロデューサーの古坂大魔王は1日、テレビ朝日系列「ワイド!スクランブル サタデー」(土曜午前11時)に生出演。福岡県議会の松尾統章・自民党県議団会長が、7月28日、熊本県で最大震度7の強い地震が発生した直後に「ビアパーティー」を開催したことについて、「センスがないですよね」と、あきれたように指摘した。
番組では、1週間のニュースを振り返る中で、松尾氏の「ビアパーティー」開催問題を伝えた。福岡県議会で大揺れとなっている県議会議長ポストをめぐる「カツアゲ疑惑」問題を告発した吉松源昭県議から、「お車代」として50万円を受け取ったとされる金銭授受疑惑の渦中にいる人物であることや、パーティーの会費が1万5000円で、お笑い芸人による余興もあり、何より開始時間が熊本地震の発生から1時間半後だったことが問題視されていることを報道。松尾氏は先月30日の取材対応で、地震発生時にすでに受け付けが始まっていたため取りやめの判断に至らなかったと述べ、パーティーの中で、自身が議長時代には金銭授受は一切なかったと出席者に説明したことや、「正直、やってよかった」と取材に答える様子も伝えた。
ただ、このコメントが火に油を注ぐ形になっている。自民党県議団の間からも地震発生直後のパーティー開催に批判が出ているほか、福岡県の服部誠太郎知事も「不適切」と指摘。一方、松尾氏は自身のSNSで「会を開催したことが『よかった』という趣旨ではない」とした上で、会の開催で「説明責任を果たす第一歩として自分自身の政治活動を見つめ直す大変重い機会となった」とし、「良かった」はそのことを表現したものだという内容の釈明を発信したことも伝えた。
番組MCの松尾由美子アナウンサーに「地震直後のタイミングで、政治資金パーティーを本当にやらなくちゃいけなかったんでしょうか」と問われた古坂は「基本的には(議員は)県民の投票で(選挙に)受かって、ぼくらのためにやってくれるという仕事。それがあの段階でこれを決行し、さらにあのコメント(正直、やってよかった)を言うということは、普通に考えたらもう、期待できないですよね。センスがないですよね」と、厳しくただした。
「本来、そういう(取材対応)時にうまく言い返せないような人が、果たしてほかのことができるのか。ついつい思っちゃいます」と述べながら、「ぼくらは投票権がないので(選挙には)あまり関係ない話ではありますが、ただ、この時期に、あのひとことが何か違うだけで、違ったはずなのにな、という感じがしましたね」と、モヤモヤをぬぐえない様子で語った。



