MBSメディアホールディングス(大阪市北区)傘下でテレビ放送事業を手がける毎日放送は、9月1日付で社名を「株式会社MBS」に変更する。
毎日放送の虫明洋一社長は8月28日、「MBSグループの日 2026」で社内向けにコメント。同社が31日、概要を発表した。
虫明社長は社名変更について「放送というインフラと、それへの信頼を大切にしながらも、放送を超えていくという決意と覚悟を内外に示す」と説明した。
毎日放送の名のもとに積み上げてきた歴史と社会的信頼を「私たち全員の誇りであり、決して揺らぐことのない財産」と強調。その上で、配信、デジタル、コンテンツビジネス、リアルイベント、グローバル展開など、事業領域が地上波放送にとどまらなくなっているとし、「総合コンテンツサービス企業」への進化を目指す考えを示した。
MBSグループは今年、創立75周年を迎えた。虫明社長は「四半世紀を3度重ねた今、あらためて100年を目指す」とし、「『MBSといえば、ためになる、面白いコンテンツを生み出し続ける刺激的な会社だ』と世界の誰もが認める未来を、皆さんと一緒につくっていきたい」と意気込んだ。
毎日放送は1950年(昭25)、「新日本放送」として大阪で設立され、51年に民間ラジオ局として日本で2番目に開局。58年に社名を「毎日放送」に改称し、59年からテレビ放送を開始した。
虫明社長は「『放送』で培った信頼を力に変えて、次の時代へ羽ばたきます。『毎日放送』が築いた誇りを胸に、全員で新しい『MBS』の第1歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。



