「還暦」を迎えたウルトラマンシリーズの記念イベント「ULTRAMAN EXHIBITIONーウルトラマンシリーズ60周年展ー」が5日、横浜市「横浜赤レンガ倉庫1号館」で始まった。大阪、福岡に続く巡回展で、27日まで開催する。
1966年(昭41)7月10日、「光の国」M78星雲から地球を守るためにやってきたウルトラマンは、初めてテレビにその姿を現した。タイトルは「ウルトラ作戦第一号」。怪獣ベムラーが登場した。以来、常に時代とともに歩み続けていた。
今回の展示会では、50作を超えるシリーズの軌跡ならぬ「光跡」を、第1作となった「ウルトラQ」から、ヒーローとともに戦った、ウルトラマンの科学特捜隊やウルトラセブンの地球防衛軍などの隊員服、ゼットンやヒッポリト星人、テンペラー星人といったシリーズで欠かすことのできない怪獣や宇宙人など、9つのゾーンに分けてたどる。
円谷プロ制作のこの特撮シリーズは、ゴジラや仮面ライダー、戦隊もの、アニメのヒーローものなどとともに、日本のテレビや映画には欠かせない存在となっていった。
主題歌は誰もが口ずさむ。起用された俳優がその後いろいろなドラマや映画に出るなど、芸能界の登竜門として人材を輩出している。
ヒーローや怪獣のソフトビニール人形(ソフビ)、科学特捜隊のビートルや、地球防衛軍のウルトラホーク1、2、3号、マグマライザーといった隊員が動かす乗り物のプラモデル、主人公が変身する時のアイテムなどは、時代を反映する玩具市場の主力商品ともなっている。同時に日本の文化や産業振興の系譜とも言うべき意味合いを、この企画展は持っている。



