女優の小池栄子(45)が9日、都内で、10月2日公開の映画「本当にあった話(の話)」(武井佑吏監督)完成披露舞台あいさつに出席した。
同作は武井監督の商業映画初監督作品。主演に水上恒司(27)、小池、黒木華(36)、佐々木蔵之介(58)と豪華な顔ぶれがそろった。小池は「共演者が魅力的。武井監督とお仕事するのが初めてで、とにかく初めましての方と、いっぱいお仕事をしていきたい気持ちがあった」と明かした。
「どんな自分を引き出していただけるのだろうか。それが決め手だったんです」と出演理由を説明した。
「覚えています?」と武井監督に水を向け「本読みで『小池さん、セリフを読むとどこかでいい人みたいなのが出ちゃって、キャラクターになっていないんですよね』と、ちゃんとダメ出しをいただいたのがすごくうれしかった」と告白した。
武井監督は「失礼ですね。ほんとに失礼でした」と苦笑いしたが、小池は「失礼じゃない!それって役者としてすごくうれしくて。親身になって自分のキャラクターを作ってくださったので、チャレンジする楽しみがすごくありました」と熱く語った。
一方、佐々木は演じる役について「勘違い野郎。こんな役はもうやりたくない。嫌なヤツだと思いながらやっていた」という。小池は「チャーミングさのかけらも見えない」とバッサリ。
佐々木は「自分の中で1周回って笑っていた。お客さんにそれを笑ってもらえたらいいなと思っていますけど」と苦笑いを浮かべつつアピールした。
同作は作家の鴻池留衣氏による同名小説が原作。実際に起きた配偶者入れ替え連続殺人事件をもとにした舞台劇の制作現場で主演俳優が暴走していくさまを通し、人間の闇をブラックかつシニカルに描き出す。



