皇太子妃に小和田雅子さん内定/復刻

<日刊スポーツ:1993年1月7日付>

 プレーバック日刊スポーツ! 過去の1月7日付紙面を振り返ります。1993年のこの日は、皇太子さまが外務省勤務の小和田雅子さんと結婚されることが内定したことを大きく報じています。1面から7面まで関連の記事で埋まりました。くしくも昭和天皇のご命日にあたるこの日、日本列島はまさに祝福に包まれたのでした。

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 皇太子徳仁親王(なるひとしんのう=32)が、外務省北米二課に勤務する外交官・小和田雅子(おわだまさこさん=29)と結婚されることが、6日までに内定した。小和田さんは外務事務次官・小和田恒(ひさし)氏(60)の長女で米ハーバード大卒業の才えん。

 皇太子さまと小和田さんは1986年(昭61)赤坂御所(当時、東宮御所)で開かれたパーティーで知り合い、その後数回、お忍びでデートを重ねられた。お妃選びが難航する中、最後まで皇太子さまが「意中の人」とされ、昨年暮れ宮内庁から正式に打診があり、小和田家側も受諾した。今月19日午前にも皇室会議が開かれ、正式決定する。ご成婚は早ければ5月になる。

 きょう7日は、くしくも昭和天皇のご命日。美智子皇后陛下(58)に続く2代続けての民間出身のお妃誕生で、天皇家、皇太子さま、小和田さんはもちろん、国民にとっても待ちに待った年となった。

◆皇太子さまご略歴

 お名前は徳仁(なるひと)。天皇陛下の第1男子として1960年(昭35)2月23日誕生、浩宮(ひろのみや)と称された。32歳。学習院幼稚園、初等科中等科、高等科を経て学習院大文学部史学科へ進学。82年3月卒業。82年4月、同大大学院人文科学研究科史学専攻に進み、83年6月英国留学。オックスフォード大マートン・カレッジで「18世紀のテムズ川の水運」を研究。86年4月、学習院大大学院に復学。88年3月、大学院博士前期(修士)課程修了。89年1月7日、昭和天皇ご逝去と天皇陛下の即位に伴い、皇太子に。

◆小和田雅子さん略歴

 小和田雅子さんは外務事務次官小和田恒(ひさし)氏、優美子さん夫妻の長女として1963年(昭38)12月9日、東京で生まれた。恒氏が当時のソ連、続いて国連代表部に勤務したため、1歳半から小学1年生の終わりまでモスクワ、ニューヨークで過ごした。私立田園調布雙葉(ふたば)学園中学を卒業。同高校1年の時、再び渡米。ハーバード大学に進み、経済学を専攻。卒業後の86年4月東大法学部政治学科に学士入学したが、同年10月外交官試験に合格。88年7月、在英大使館外交官補として渡英、オックスフォード大ベリオールカレッジに2年間留学。帰国後は北米二課に勤務、日米半導体交渉など貿易摩擦問題を担当した。

※記録と表記は当時のもの

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