南米ブラジルの大統領選が7日、投開票され、「ブラジルのトランプ」と呼ばれる極右ジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が1位で決選投票に進んだ。元軍人の同氏は女性や同性愛者への差別的発言で知られる。

<ボルソナロ氏の過去の過激発言>

「私は乱交について語りたくない。そんなリスクを冒さないから、私の息子たちの教育レベルは高いんだ」(2011年3月のテレビインタビューで「あなたの息子が黒人女性を愛したら」と聞かれて)

「私に同性愛の息子がいたら、愛せない。そんな息子は事故で死んだ方がいい」(11年12月の雑誌インタビューで)

「私には4男1女がいる。5人目をつくる時、魔が差して、女の子ができたんだ」(昨年4月のリオデジャネイロでのスピーチで)

「私は大学生の時、お金はすべてセックスをするために使っていたんだ」(今年1月の地元紙のインタビューで)