立憲民主党の小沢一郎衆院議員は6日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、盛山正仁文科相が2021年衆院選で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体から推薦状を受け取るなどの支援を受けていたと同日の朝日新聞が報じたことについて言及した。

報道を引用しながら「所管大臣の資格なし。国民を苦しめ、多くの人生を破壊してきた団体でも、選挙さえ手伝ってくれれば喜んでバックアップする、こんな自民党議員達が国を動かしてきたというおぞましい現実。断じて許されない」と投稿した。

盛山氏は6日の衆院予算委員会で、「報じられているような写真があるのであれば、推薦状を受け取ったのではないかと思う」と報道内容を事実上認めた上で、「当該団体に支援を依頼した事実はない」などと釈明した。

小沢氏は、盛山氏の選挙支援に関する旧統一教会関係者の証言とする内容を伝えた朝日新聞報道も引用し「利用するだけ利用して都合が悪くなるとポイッと捨てる。自分だけ責任逃れ。そういう卑劣な人物が、教育を担当する大臣で良い訳がない。即刻辞任すべき。岸田総理の任命責任。完全に国民を馬鹿にしている」ともポスト。盛山氏の予算委での対応を念頭に置いた投稿とみられる。