東海汽船(本社・東京都港区)は10日、毎年好評の夏の風物詩「東京湾納涼船」を7月5日から9月23日まで運航すると発表した。同社が所有する6000トン級の大型客船「さるびあ丸」で、東京・竹芝桟橋を午後7時15分に出てレインボーブリッジ、羽田空港などを見ながら湾内を周遊し、午後9時に帰港する。クルージングナビゲーターによる東京湾の美しい夜景の解説、バラエティー豊かなフードメニュー、音楽イベントなどが楽しめる。

また、浴衣スポットとしても人気で、昨季は乗船客の約4割が浴衣姿だった。乗船料は大人2000円、小学生500円。浴衣姿の大人は1000円引きとなる。別途有料のアルコール、ソフトドリンク、おつまみ類などもある。

「安(料金が安い)・近(近い場所にある)・短(時間が短い)・楽(楽しい)」の代名詞のような、お手軽レジャー&エンタメがギュッと詰まった「夏祭り」がここにある。