7月の東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に無所属で3選出馬の意向を固めた小池百合子都知事(71)が、29日に出馬の意向を表明する方向であることが26日、関係者への取材で分かった。
当日は現在2期目の小池氏にとって、在任中最後となる都議会定例会が開会する。小池氏は本会議で所信表明を行う予定で、別の関係者によると、この場で出馬意向に触れる可能性が高いという。
28日には、都内の市長会や区長会の代表が小池氏に3選出馬を要請する場が設けられる方向で調整が行われているといい、こうした要請を受けた対応になる見通しという。
小池氏は24日の定例会見で、「現職として、日々職務に当たっている。それに尽きている」と述べるにとどめ3選出馬には触れなかったが、都議会自民党が小池氏の出馬を前提に出馬が決まれば支援する方針を決めたことを問われると「いろいろなご意見やお励ましなどは各方面からいただいている」とした上で、かつて「ブラックボックス」と激しく対立した自民党について「(今は)いろんな改善をされ、都議会の方もいろいろ活発に動いているし、いいご提案などもいただいていると承知している」と、関係の変化に言及していた。
都知事選には、広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)が立候補を表明したほか、「NHKから国民を守る党」が新人13人の擁立をすでに発表し、計30人の擁立を目指す方針としている。会社経営の山口節生氏、児童精神科医の大和行男氏のほか、公職選挙法違反の疑いで17日に警視庁に逮捕された政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者も出馬表明している。
一方、立憲民主党は共産党や市民団体とともに小池氏の対抗馬擁立に向けて今年2月から協議を続けている。告示まで1カ月を切っており、近く発表される見通し。多くの候補者が乱立する可能性が高い。

