れいわ新選組の八幡愛衆院議員は5日の衆院農林水産委員会で、コメ価格高騰対策の一環で、政府備蓄米の随意契約による放出に踏み切った小泉進次郎農相の手法に高い注目が集まっていることをめぐり、冷静な見方が必要との認識を指摘した。「備蓄米は備蓄米ですよ。それ以上でも以下でもない。この備蓄米を放出しないといけなくなった。だれが(そういう事態になるに至ったことを)やったのかということに、立ち返って考えてほしい」と訴えた。
八幡氏は進次郎氏との質疑で「備蓄米を、国は『ビンテージ米』と呼んでみたり、うまいこと言うなと思いますし、大臣は、備蓄米に新しい名称を募集されていますよね。いろんなことがいわれて、大喜利みたいになっている」と述べ、進次郎氏が国会答弁などで「古古米」「古古古米」といった呼称からの転換に目指す考えを表明したことに言及。その上で「もう1回思ってほしいのは、備蓄米は備蓄米ですよ。備蓄米はそれ以上でも以下でもないです。この備蓄米を市場に放出しないといけない(事態になった)と。これをだれが(原因で)やったんだということにもう1回あらためて立ち返って考えて欲しい」と述べた。
「しっかり、日本の農業を支えてきて安定供給を続けてきたら、価格の補償は…。私はもっと公金を入れるべきだと思うが、しっかり(備蓄米放出の)、ことの発端というところを(考えてほしい)…」とした上で「小泉大臣が出てきたことによって、それで解決みたいな。今日も傍聴がたくさん来られていましたが、それくらい注目されているからこそ、ここを転機に日本の食の安全保障、本当の意味での命を守る予算確保に努めていただきたい」と求めた。
八幡氏は5月28日、進次郎氏が初めて農相として同委員会で質疑に臨んだ際に続きこの日が2度目の質疑。その時は、早口でさまざまなテーマに言及しながら質問する八幡氏に、進次郎氏が「八幡さん(との質疑は)初体験なので」と戸惑う場面もあったが、この日は混乱なく進行した。

