立憲民主党の辻元清美参院議員は17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。旧社会党時代に、自民党と組む形で誕生した自社さ連立政権で、第81代内閣総理大臣を務めた村山富市(むらやま・とみいち)さんがこの日、大分市内の病院で101歳で亡くなったことを受けて、追悼した。

辻元氏は1996年衆院選に社民党から立候補し、初当選したのが国会議員のスタートだった。

Xに「村山富市元総理が永眠されました。戦争を知る政治家がまたお一人お亡くなりになりました。悲しくて、残念でなりません」とした上で、27年前に村山さんにインタビューして本を出版したことを明かした。「総理を引き受けたときの覚悟と苦悩、村山談話を出すまでの厳しいプロセス。与党になったことでさまざまな批判にさらされながら、ご自身の信念を通した村山さんの生き方に、私は政治家として強い影響を受けました。政権を担うというのはこういうことなんだ、と身震いした記憶があります」とつづった。

また、「立憲民主党を立ち上げ、私が国対委員長について不安一杯だったとき、『国対族』だった村山さんに教えを乞いに行きました。村山さんは『約束したことは必ず守る。教えることはこれだけじゃ』と、背中をポンと叩きながらおっしゃいました」と、村山さんに直接伝授された国会対策のアドバイスも記した。

「自社さ政権という難しい連立政権の舵取りをされた村山さんに、多党化・連立時代に入り政治が混迷している今こそ、ご指導をいただきたかったです」と、公明党の連立政権離脱で混迷する今の政局を念頭に記し、「村山さん、安らかにお眠りください。そして私たちが前途を間違えないためにも、羅針盤として見守ってください」と悼んだ。

村山さんは1924年(大13)、大分市生まれ。明大専門部卒。大分市議、県議を経て1972年に衆院初当選。1993年に社会党委員長に就任、その後社民党初代党首に就任。1994年4月に自民、さきがけとの連立政権で第81代内閣総理大臣に就任。2000年6月、政界引退。当選回数は8回。社民党名誉党首を務めた。

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