大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏(56)が9日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。高市早苗首相が秘書官らを伴って午前3時から始動した行動を疑問視されたことについて私見を示した。
それまで、日本維新の会の藤田文武共同代表の公金還流疑惑などについてコメントしてきた橋下氏は、高市氏の早朝の答弁準備の話題になった際も、「国会議員って飲み食いがひどい。飲み食いとか公金の扱いをしっかりやっている政治家じゃないといい政治できない、といのが僕の持論。カネの扱いにだらしない政治家は何事にもだらしない」と、あらためて主張。「高市さんはある意味、対局で、本当に政策実現のためにエネルギーを割いているというのが、すごい伝わってくるじゃないですか。僕は高市さんの考えとはかなり違うところがたくさんあるんだけど、熱意はすごい伝わって来ますよ」と評価した。
その上で「この問題の根源的な問題って、日本って、答弁を完璧に期すために完璧な用意をするんですよ」と指摘。「でも僕は知事・市長の時に、それをやったらものすごい時間がかかるから『修正する』と。間違うこともあるし、そんな用意はいらないよ、と。数字も全部用意しなくても、ある程度答えて、間違っていたら後で修正とか。完璧に用意するから、ひとつの質問に対して10も20も想定問答を用意するわけ」と、答弁準備の労力の膨大さを訴えた。
橋下氏はさらに「あと、総理が日本の国のこと全部、質問を受けるっておかしいですよ。やっぱり役割分担しないと」と主張。「総理に対しては党首だけが党首間討論をやるとか、あとは大臣に聞くとか。これも、現行のルールはないけど、国会議員たちがこれ、まずいな、と感じてルールを作らないとダメでしょ。今のルールがあるからこれでいい、ではダメ」と語った。
ここで実業家の杉村太蔵氏からは「僕は橋下さんとタイプが違って、飲んだり食べたりしている時の方がいいアイデア浮かぶんですよ。2次会ぐらいでちょうどいいアイデアが浮かぶ人間もいますから」とツッコミが入り、これには橋下氏も大笑い。「ルールがあればいいわけだから」と応じた。

