20年に1着賞金が2000万円に増額された園田の楠賞(1400メートル)。この5年の勝ち馬は船橋のサロルンに始まり、続いて兵庫のイグナイター、エコロクラージュと地元馬が反撃、ここ2年は大井のボヌールバローズ、岩手のフジユージーンと再び他地区からの遠征馬。今日6日の今年も各地から3歳の好メンバーがそろい、早くから参戦を望んでいた大井のスマイルマンボ(牡、坂井)は最後に補欠から繰り上がった。
繰り上がり期限の当日、10月29日の午前2時に小林牧場に行くと、いきなりスマイルマンボの姿。JBCスプリントに向かう同厩舎のシアージストと併せ馬を行うという。この時点で補欠1位。出走がかなうと期待して追い切られた。5ハロンで外から1馬身ほど追走。4ハロンで並ぶと、直線で追われて1馬身半ほど先着。これで出走できないようではもったいないと思うほどの動きだった。前走のジャパンダートクラシックは距離克服を狙い後方からの競馬で一発にかけたが、やはり適距離をマイペースで先行した方がいいタイプ。昨年のハイセイコー記念を楽に逃げ切ったスピードを生かすには、楠賞はもってこいの舞台だろう。【牛山基康】



