21年のNARグランプリで3歳最優秀牝馬に輝いた南関東牝馬“準3冠”のケラススヴィア。その初子が19日、浦和1400メートルで争われた新馬戦を6馬身差の逃げ切りで快勝した。アンジュディーヴァ(牝、小久保、父ヘニーヒューズ)。騎乗した野畑騎手は「いい走りでしたね。道中は楽なリズムで、4コーナーから早めに動かして反応できているので」と好感触。それでも完成形というわけではないようで「まだまだ成長しそうな感じです」と先々に期待を膨らませていた。
無敗の4連勝で東京2歳優駿牝馬を制したケラススヴィア。3歳初戦のユングフラウ賞で頭差の2着に惜敗したが、桜花賞、東京プリンセス賞を連勝すると、関東オークスは2馬身差の2着。その娘だけに活躍を期待してしまうが、似ているのだろうか。母も担当していた浦志補佐は「お母さんのバネはエグかったですからね。そこは比べられないけど、センスは高い。いいものは持っていると思います」。馬体や走りに関しては母とはタイプが違うとのこと。成長も母より遅いようだが、それでも「やることがだんだん似てきました。内面はそっくり」。いたずらっ子だった母の性格が顔を出してきたというから、血は争えないようだ。
どう育っていくのか。まずは順調なら浦和の次開催になりそうな次走の走りに注目したい。【牛山基康】



